文明崩壊のすゝめ

cojのデッキについてアドバイスを求めるブログです

地下書庫や幽霊街の仕事

こんばんわ た です

前回の記事にはたくさんのコメントありがとうございます

 

紫の強さはルシファーにあるのではなくルシファーまでの動きがかみ合いすぎていることにあるという意見が多いようですね

皆様の意見をまとめますと紫の強さはサーチユニットが多く手札が減りにくいうえにパイモンなどの盤面強化に加えダークプリズンとサイレンスビロウからのルシファーという動きがかみ合いすぎているだから強いという事ですね

確かにルシファーだけではそうでもなかった気がします

皆様の意見に納得です

 

今日も少しだけ行って回してきました

結果です

f:id:tatsuya1603:20160601232922p:plain

デッキは迷走してました

プレミもいつも以上に多かったです

加護ついてるイザナギにシャープリィスライブ打とうとしたりジョカのケアを忘れてたり...

黄緑を握ってたんですが武神になったり黄色と緑のバランスをいろいろ調整したデッキをいくつか用意し毎試合のように変えて使ってました

 

とりあえずたたき台的なレシピです

f:id:tatsuya1603:20160601233552p:plain

ジョーカーはとりあえず思考停止サイレンスビロウとOCイザナギのためのシャープリィスライブです

他にもっと良い組み合わせがあります(確信)

点は取られないのですがこちらも点が取りずらかったので何とかしたいです

たぶん点が取れないのはプレイングの問題が大きいと思いますが

アドバイスお願いします

 

 

地下書庫や幽霊街の仕事

では本題です

昨日の記事で書いた偉いカードっていうのは勝手に身内で使ってる言葉なので他の人に言っても通じないしこういう場で書くのはよくなかったかもしれないです.反省してます

しかし今後の記事でも使わせてもらうことがあると思います了承ください

偉いカードΞアドが稼げる方向に強いカード

アポロン,クサナギ

 

地下書庫や幽霊街とは

地下書庫や幽霊街とは忘れられし地下書庫と亡霊を喚ぶ街の事で手札を1枚捨てて2枚引くカードの事です.この2枚の違いはタイミングです.ターンの最初か最後の違いです.

ここまではCOJをやっている人では知らない人はほとんどいないと思います.

ですがこれらのカードの使い道を間違えている人がたまーにいます.

私の身内にも2人ほどいました

その間違えとは手札が増えているという勘違いです.

これらのカードで手札は増えていません

では本来のこれらのカードの仕事とは何でしょうか?

アドバンテージについての考えを述べながら考えていこうと思います.

 

アドバンテージとは何か

まずはアドバンテージの定義から確認していくことにします

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

略して「アド」とも。対戦において、勝負に有利となる様々な要素のこと。 advantage は「優位性」を意味する。TCGでプレイヤーたちはルールによって定められている概ね互角の条件の手札、ライフを持って勝負を開始する。手札やライフ、コスト、更に言えばカードを円滑に展開できているかといったものがアドバンテージに換算され、自分がアドバンテージを得て、相手のアドバンテージを減らすことが勝利に繋がる。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

wikipediaトレーディングカードゲームの用語一覧ページから一部抜粋

もっとくわしく書かれてるので一度wikiを確認することをお勧めします

さて定義を確認したところでいきなりおかしなことを書くようですが私はこのアドバンテージを資本という風にとらえることができると考えてます.どうしてこのようにとらえるかというとカードゲームは手札,コスト,ライフを駆使しながら勝ちを目指します.手札,コスト,ライフを資本として考えたらこれらの資本を使いながら勝ちという利益を得るのが目的と考えることができると考えます.この資本は多いほど優位ですし相手との資本の差があるほどアドバンテージを稼いでいるといえます.つまりアドバンテージを稼ぐ=資本を稼ぐととらえることができ,相手の優位性を少なくする=アドバンテージを損させる=相手の資本を削ぐととらえても違和感はないと思います.アドバンテージを優位性ととらえるより資本ととらえた方が理解しやすくはないでしょうか?もちろん定義は上の通りなので資本という意味でアドバンテージ(以下アド)と言ったら間違ってることになりますがこの記事ではこのようにとらえて考えていきます.

 

アドを稼ぐとは

ではアドを稼ぐとはどういうことでしょうか?

アドを稼ぐとは手札を増やす,場を強くする,コストを増やす,ライフを回復するなどがあげられます.これらは手札アド,場アド,コストアド,ライフアドと呼ばれます.

では相手の手札を破壊したり,相手の場のユニット,伏せカードを破壊したり,相手のライフを削ったりする場合はどうでしょうか?

定義に従って言えばこれは自分が優位になっているのでアドを稼いでいることになります.

自分は得してないのにアド稼いだと言われてもなんか違和感ありませんか?ですので相手の資本を削いだってことで相手にアドを損させているととらえることもできます.

後者の方がなんとなくしっくりきませんか?(ここで前者の方がしっくりくる人はカードゲームを長くやっている人かうまい人なんだろうなと思います)

自分がアドを損した場合を考えます.これは単にアド損したといいます.アド損とは相手がアドを稼いだ場合に使います.定義から考えますと自分の手札や場が破壊されたり,ライフを削られたりした以外にも相手の手札が増えた場合にもアド損したととらえることができます.でもややこしいですよね?ここでアドを資本であると考えた場合自分が損した場合だけアド損でいいと思います.アド損って基本後者の意味で使われることが多いと思います.(相手がアドを稼いだ時にアド損したという人は少ないと思います)

ちなみにアド損は相手の行動のみで起きるわけではありません.例えば手札6枚でターンを回してしまった場合次のターン本来なら2枚引くことができたのに1枚しか引けません.こういう自分のプレミもアド損です.

また,私はカードを使った瞬間はいつもアド損していると思ってます.これはなぜかというと手札が減っているからとコストを使っているからです.トリガーやインせプをトリガーゾーンにさしたとき,ユニットを場に出したとき必ず手札は一度減っています.しかし次の瞬間には場アドとしてアドを得ています.これは一見アド損もアド得もしてないように思いますが実はアド損した後にアドを得ているだけなのです.そして使ったカードにより手札1枚よりも価値のあるアドを稼ぐことが大切です.この手札一枚より大幅にアドを稼ぐことができるカードを私は勝手に偉いカードと呼んでいます.

 

無限の魔法石はアド損カード?

COJの有名なカードに無限の魔法石というカードがあります.効果はご存知の通りですので省略します.

この無限の魔法石というカード使う前と使った後では手札が2枚減ってるんですよね.トリガーに無限の魔法石を刺したときに-1枚,ユニットを場に出して-1枚,効果で手札を捨てて-1枚,効果でカードをサーチして+1枚これらを計算すると-2枚.まぁでも場アドを1稼いでるんで実際に数値にすると1アド損です.

手札アドだけで考えるととてもアド損しているように思います.実際に手札アドはアド損しています.しかし手札の質は上がっています.手札の質が上がってるってことは実は数値の上で考えるよりはアド損していません.

では無限の魔法石はアド損するだけのカードなのでしょうか?

結論から言うと違うと思います.しかし,無限の魔法石自体はそうです.でも,無限の魔法石で引いてきたカードでアドを得ることができます.大抵の場合その場面でデッキに入っているカードで一番必要なカードを持ってくるので手札2枚分以上のアドは稼げることが大半です.無限の魔法石で引いてこなければこのアド得はなかったのでこのアドは無限の魔法石で稼いだと言っても過言ではないのではないでしょうか?ちなみにここで引いてきたカードで手札2枚以上のアドを稼がないと本格的に無限の魔法石でアド損したことになりますので注意が必要です.

 

サーチ珍獣系のカードはアドの塊

サーチ珍獣などの手札1枚で場アドを稼げて,手札アドを稼げるカードはアドの塊だと思います.手札も出して-1サーチして+1つまり手札の枚数は+-0,しかも基本的に質は上がるので手札のアド損はありません.場にもユニットが出ているので場アド+1でどう見てもアドの塊です.しかしどうしてこのようなことが許されるのでしょうか?それはコストを使っているからです.実質的にこのようなサーチ系のカードはコストアドを場アドに変換していると考えることができます.あともう一つ許されてる理由はこういうカードはBPが低いので場に出た後に死にやすい,つまり場アド損しやすいからだと考えられます.

 

わかりにくいアド得

カードゲームには上で書いたサーチ珍獣のようにわかりやすくアドを稼いでいるカードもあればわかりずらいけどアドを稼いでいるカードもあります.

例えば行動圏の消費です.相手ターン中ですと本来なら取られる可能性のあったライフのアドを守れます.つまり相手はアド損するということです.相手がアド損するということはこちらがアドを稼いでいるってことです.自分のターン中の行動圏の消費は本来なら取れなかったライフアドもしくは,そのユニットの行動圏があったがために取れなかった場アドをとることができます.

これと同じ考え方で高BPは立っているだけでアドです.もうお分かりかと思いますが高BPが立っていなければ取られたライフアドを守れますし,取れなかったライフアドを取ることができます.

上でちらっと書きましたが手札の質が上がることもアドです.手札の質が上がることでそのあとに取れるアドの期待値が上がるからです.

バウンスもわかりずらいですがアドです.バウンスの場合わかりずらいのはどこでアド得しているかです.バウンスは場から完全に除去できるのでそれがライフアドや戦闘での勝利による場アドにつながればわかりやすいアドです.しかしバウンスは相手の手札が+されています.これは相手のアド得です.ライフアドなどにつながらなければ相手は場アドを損している代わりに手札アドを得ているので+-0です.では本来バウンスはどこでアドを得しているかといいますとコストアドです.相手がそのユニットを出すのに使った分だけアド損させているのでその分アドです.

これはこのタイトルの中に書くべき内容ではないかもしれないですが(わかりやすいアドですが),一枚で相手のカードを2枚以上破壊できるカードは超アドカードです.

 

 

1-1交換

アドを理解するのに一番大切な要素は単純な算数です.例えば1枚のカードを使って1枚のカードを引くと当たり前ですがアドは+-0です.これをたまに手札が増えていると勘違いする人がいます.手札の質が上がっていることは間違いなくその分はアドですが手札は増えていません.もう一つこれは圧縮という要素と大変関係があります.圧縮については次回の記事で書きます.

このように1枚のカードで1枚引くのを1-1交換といいます.2枚のカードで2枚引くことは2-2交換といいます.

引くだけでなく1枚のカードで相手の場のカードを1枚破壊することも1-1交換といいます.

つまりx枚のカードでy分のアドを得ることをx-y交換といいます.

ちなみに人身御供はその効果だけでは最高でも2-2交換,こちらの場にユニットが多いほどアド損スします.このように魔法石と同じように人身御供自体はアド損カードです.しかしそのあとにもっと大きな損をする可能性が高かった場合はアド得です.

 

地下書庫や幽霊街の仕事

ここまで書いてきたように地下書庫や幽霊街は1枚のカードを使い1枚のカードを捨てて2枚のカードを引いています.これは2-2交換です.先ほど述べたように2-2では手札は増えていません.(地下書庫を手札0枚で使う場合は例外)

ではこれらのカードの仕事は何なのでしょうか?それは手札の質を上げることとデッキを圧縮することです.手札の質を上げることに関しては幽霊街の方が分かりやすいと思いますので幽霊街を例にします.ターンの初めにこのターン必要なカードがあるとします.ターン初めの2枚ではドローできないかもしれません.ここで幽霊街を使用することで今不要なカードを捨てることでさらに2枚デッキをめくることができます.ここで必要なカードが引ければ確実に質は上がります.もし引けなくても捨てたカードはこのターン必要ない場合が多いカードですのでそれより良いカードを引く可能性は高いと思います.地下書庫はこれをターンの終了時に行っているだけです.

まとめますと2-2交換のドローでは手札は増えてないがアドは得ているということです.

 

アドを意識することでカードゲームの腕前は格段に上がります.もし今までアドをぼんやりとしか意識してなかった方がもしいらっしゃれば質を気にせず全部数値に直して考えるところから始めるとわかりやすいです.

 

 

 

やっと書き終わりました.前回の記事からこのシリーズを書きだしましたがこのシリーズの記事を書くのに役4時間かかってます.

 

私がCOJを始める前に友人がやってたのを見てた時,友人がハッパロイドを出したんですがあの時は衝撃でした.私は長いことヴァイスシュバルツ(以下WS)をやってたんですがWSで同じことをしようとしたら余計にコストを使った上にある条件を満たさなければいけないなかったので.またChaosもやってましたがChaosはドローの査定が甘々な代わりにデッキ=ライフなので引きすぎると負けてしまうのです.なのでハッパロイドは本当に衝撃でした.

 

イラストアドは超重要

アド関連で書き忘れてたので書きます!

カードゲームにおけるイラストアドは最重要です!

カードゲームは勝ちを目指すゲームです.カードゲームにおける勝ちとはゲームに勝つことだけでなく楽しむことも勝ちの一つです.結局楽しんだもの勝ちってやつです.

自分の場がイラストのかわいいまたはかっこいいユニットが活躍してるだけで精神的にはすんごいアドを得ていると思います.相手の場に出てきてもこれはアドだと思ってます.

前に友人にハースストーンに誘われたのですがハースストーンはイラストアドが低い(単に私がああいうTHEアメリカンな絵が好きではないだけですファンの方は申し訳ありません)からな~って言ったら絵とかどうでもいいやんって反論されましたがそんなことはありません!イラストアドは最重要です!!!

 

 

前回と同じようにコメント待ってます.前回の紫ユニットやサイレンスビロウに対する突っ込みのようなコメントは大変私のアドですのでコメントお願いします.

同意コメントや参考になったみたいなコメントはとても安心しますのでそういったコメントも待ってます.

そのほかどんなコメントでもお待ちしております.

 

次回予告

圧縮の重要性